トスカニーニ コンダクツ ヴェルディ

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こんにちは、
ともやんです。

トスカニーニがRCA に録音したヴェルディの代表的名演を集成した12枚組BOXです。
トスカニーニは、1867年イタリアのパルマ生まれ。
パルマ音楽院でチェロと作曲を学んだ後、1886年、南米を巡業するロッシ歌劇団に首席チェロ奏者として参加しています。

その巡業中に代役で歌劇「アイーダ」を指揮してデビュー。翌1887年にはミラノ・スカラ座で初演された歌劇『オテロ』にチェリストとして参加しています。
当時トスカニーニは20歳。
その後もトスカニーニの音楽活動はヴェルディの作品を柱として積み重ねられました。

その最晩年にNBC交響楽団との演奏会形式上演でライヴ収録された4曲のオペラ全曲盤と「レクイエム」は、ヴェルディの演奏解釈の聖典ともいうべき歴史的名演です。
いずれもバルビエーリ、ディ・ステファノ、シエピと言った当時のメトで活躍していた第一級の歌手を起用した熱のこもった演奏で、「これでもか」とばかりに突き進む迫力ある演奏です。これこそがトスカニーニを聴く醍醐味といえます。

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トスカニーニ コンダクツ ヴェルディ

ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)
<CD1~2>
歌劇『椿姫』(全曲)(録音:1946年)

歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「ここに体を休めよ」(録音:1943年)

歌劇『リゴレット』より第3幕(録音:1944年)

歌劇『ナブッコ』より合唱「行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って」』(録音:1943年)

<CD3~4>
歌劇『仮面舞踏会』(全曲)(録音:1954年)

歌劇『ルイザ・ミラー』序曲とアリア「穏やかな夜には」(録音:1943年)

歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲(録音:1942年)

歌劇「運命の力」序曲(録音:1952年)

<CD5~7>
歌劇『アイーダ』(全曲)(録音:1949年)

『諸国民の賛歌』(録音:1943年)

<CD8~9>
歌劇『オテロ』(全曲)(録音:1947年)

<CD10~11>
歌劇『ファルスタッフ』(全曲)(録音:1950年)

<CD12>
『レクイエム』(全曲)(録音:1951年)

アルトゥール・トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団, 他

録音:1943~1952年(モノラル)

Arturo Toscanini Conducts Verdi<完全生産限定盤>

ヴェルディ イタリア民族主義の大作曲家

ワーグナーがドイツ民族主義の代表的な作曲家とすれば、ヴェルディ(1813-1901)が、イタリアの民族主義の代表格になります。

1840年代に、イタリアの統一運動が起こりました。この運動が盛り上がりを見せた頃、ヴェルディの歌劇「ナブッコ」が初演されました。

この歌劇の内容が、当時のイタリア人が圧政に苦しむ境遇と重なったため、イタリア統一運動を行う人たちに絶大な人気を博したのです。

1861年にイタリアが統一されると
「ヴェルディ万歳!」と叫ばれたそうです。

しかし、ヴェルディがあまりにも偉大な作曲家だったため、彼に対抗できる作曲家がなかなか表れませんでした。
そしてようやくヴェルディの後継者と呼べる作曲家として登場したのがプッチーニ(1858-1924)でした。
かれはお涙頂戴スタイルのオペラで世界中の観客を泣かせたのでした。

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