クレンペラー 名盤 ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

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こんにちは、
ともやんです。

本日、横浜の都筑公会堂に都筑オーケストラの公演を聴きに行ってきました。都筑オーケストラは、アマチュアのオーケストラで、毎週この公会堂で練習をしているようです。

入場料は無料だったので、多分自分たちで積み立てをしたりして費用を捻出していると思われます。僕もアマチュアの合唱団に所属しているのでよくわかります。

ただ個人的には、無料よりも500円でも取った方が良いと思います。
自分たちで賄おうという考えは悪くありませんが、入場場を多少で取ってそれをUNHCRやあしなが育英会などに寄付をするという方法もあるどではないか?と思うのです。

まあ、余計なお世話ですが。

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ミサ・ソレムニスの公演チラシを見て

さて、プログラムの中の1枚のチラシに目を奪われました。なんでも来年の2月にミサ・ソレムニスの公演をするそうです。
しかも練習開始が11月ということで、練習期間が3ヵ月ほどしかありません。
大丈夫かな?もちろん自分がですが。

実は、僕はベートーヴェンが大好きですが、聴いている分野はどうしても偏ってしまい、交響曲や協奏曲を中心とした管弦楽作品です。

次のピアノソナタや弦楽四重奏曲などの室内楽で、実は歌劇「フィデリオ」と「ミサ・ソレムニス」などは通して聴いたことがないほどです。

そんな中での「ミサ・ソレムニス」公演の団員募集には惹かれます。

しかし練習期間がなぁ・・・。でも、これは本人のやる気次第で、たかが3ヵ月、されど3ヵ月だと思います。

練習会場も近所なので、6月に入ったら練習風景を観に行く予定です。

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合唱団に入ってミサ・ソレムニスを

クラシック音楽界の名物評論家だった故宇野功芳氏は、音楽大学の声楽科出身でした。氏の著書の中で次のような記述がありました。

“音楽大学の声楽科に学んでいちばん愉しかったのは、東京のオーケストラ(とくにN響)が合唱付きの大曲を演奏するとき、コーラスの一員として参加できたことであろう。
音大生とはいえ、バッハの「ロ短調ミサ曲」、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディの「レクイエム」のような作品になると簡単にはうたえない。200名ぐらいの学生が講堂に集まって練習するのだが、リハーサルお回数はとても多いので、いかなる難曲といえども完全に身についてしまう。”

そしてベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」は何度聴いてもわからないという人は多いが、合唱パートをうたった人は、他のパートも憶えてしまうし、コンサートやCDで聴くとの感動もまた素晴らしいものになると続けています。

また宗教音楽専門に歌っている合唱団も多いので、ぜひ参加して味わってみることを強くおすすめする、と結んでいます。

こんな文章を読むと参加してみるしかないですね。

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クレンペラーのミサ・ソレムニス

ベートーヴェンのミサ・ソレムニスというとベートーヴェンの作品の中でも最高峰の一つであるのみならず、宗教音楽の中でも傑作の一つです。

そのため名演の名盤を数多くあるようですが、前述のように「ミサ・ソレムニス」を遠ざけていたので、演奏についてとやかくは言えません。

ここでは改めて宇野氏の推薦盤をご案内します。
宇野氏が著書に記している文章を以下に示します。

“CDはクレンペラーがすばらしい(※ニュー・フィルハーモニア管盤)。ケレン味のない、スケールの大きい、堂々として刻明な表現で、「グローリア」の最後など、もっと効果を狙っても・・・・・、と思わせるくらいだが、こんなに立派な「ミサ・ソレムニス」は今後もなかなか現れないだろう。”

幸い、僕はこのCDを持っているので聴きながらこの文を書いています。

クレンペラー ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 Op. 123
Mass in D Major, Op. 123, “Missa Solemnis”

1.(09:26) Kyrie: Kyrie eleison
2.(05:21) Gloria: Gloria in excelsis Deo
3.(05:41) Gloria: Qui tollis
4.(07:16) Gloria: Quoniam
5.(04:17) Credo: Credo in unum Deum
6.(05:17) Credo: Et incarnatus est
7.(11:06) Credo: Et resurrexit
8.(05:29) Sanctus: Sanctus
9.(10:19) Sanctus: Benedictus
10.(06:04) Agnus Dei: Agnus Dei
11.(09:10) Agnus Dei: Dona nobis pacem
total(79:26)

作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
エリザベート・セーデルストレム – Elisabeth Soderstrom (ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン – Marga Hoffgen (アルト)
ワルデマール・クメント – Waldemar Kmentt (テノール)
マルッティ・タルヴェラ – Martti Talvela (バス)
ニュー・フィルハーモニア合唱団 – New Philharmonia Chorus
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 – New Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)

ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス Op. 123 (ニュー・フィルハーモニア管/クレンペラー)

クレンペラー没後40年を記念したアニヴァーサリー・エディション。バッハ、ヘンデル、ベートーヴェンの宗教大作の名盤4作品が収録されています。

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