世界遺産

トスカニーニ

トスカニーニ 第九 1939年の全集より

トスカニーニほど、好き嫌いが二分する指揮者も少ないと思います。僕は、ずっとフルトヴェングラーの重厚さ、哲学的、文学的な演奏スタイルに神秘性を感じ、それに尽きぬ魅力を感じていました。しかし、トスカニーニの怒っているように聴こえる演奏には、なかなかなじめなかったのです。
ワルター

ワルターの名盤 ベートーヴェン交響曲第1番 今更ながら素晴らしい

ワルターは、ニューヨークフィル(モノラル)とコロンビア交響楽団(ステレオ)でベートーヴェンの交響曲全集を録音しています。ニューヨークフィルとの録音も素晴らしいですが、やはり録音もひとつの作品と考えるとステレオ録音のコロンビア響が素晴らしいです。
ワルター

ブルーノ・ワルター マーラー交響曲第9番 ステレオ録音より

ワルターが80歳を過ぎて、録音したマーラーの交響曲は次の4曲です。57年2月&58年2月 交響曲第2番"復活" と60年4月 大地の歌が、ニューヨークフィルハーモニック。61年1月、2月 交響曲第1番"巨人"61年1月 交響曲第9番がコロンビア響。