2020-04

クレンペラー

クレンペラーの名演探訪 マーラー交響曲第2番”復活”

クレンペラーが、初めてマーラーを見たのは、1894年頃と言いますからまだクレンペラーが9歳ころのことです。当時、マーラーは、ハンブルク市立劇場の楽長で、クレンペラーも両親と近くに住んでいた。両親は音楽好きで市立劇場に出かけては、マーラーの名前が入ったプログラムを持ち帰っていた。
クレンペラー

クレンペラーの名演探訪 モーツァルト交響曲第29番他

クレンペラーは、モーツァルトの交響曲第29番はかなりお気に入りで、このボックスでも数種類の録音が収録されています。この63年の録音は、ゆとりある表現で、豊かな響きを聴かせています。逆にベートーヴェンの第8番は、骨太の演奏で、その堅固な構成力は見事です。
クレンペラー

ベートーヴェン 交響曲全集 巨匠たちの遺産

このブログで取り上げている往年の巨匠たちのベートーヴェンの交響曲全集を集めてみました。トスカニーニ、ワルター、シューリヒト、クレンペラー、フルトヴェングラー、シェルヘンという20世紀に大きな足跡を遺した巨匠たちの録音です。
トスカニーニ

トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集 歴史的規範

ベートーヴェンの交響曲全集というとたくさんの録音が残されています。それこそ、世界的な有名な指揮者から、知名度は低いけど地元では著名な指揮者まで、その録音の数は、多分何百とあると思います。ベートーヴェンの交響曲全集は、見つけるとすぐ買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
トスカニーニ

トスカニーニ シューマン交響曲第2番 掘り出し物の名演

現在聴くことができる50年代のNBC交響楽団とのCDも録音が残響のないスタジオでのもので、しかもトスカニーニ自身80歳を超えての録音で、なんかギスギスして干物のような音を聴くようで残念でなりません。つまり想像力を働かせて聴かなければならないという挑戦でもあります。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ 本領発揮のモーツァルト&ベートーヴェン

クナッパーツブッシュ、62年のライブから、モーツァルトとベートーヴェンを聴きました。どちらも標準的、洗練されたといは程遠い演奏ですが、なぜか格調の高さを感じさせます。クナッパーツブッシュの演奏は、破天荒ではありますが、どこか静的で泰然としています。
シューリヒト

シューリヒト ブラームス交響曲第2番が最高 デッカ録音全集より

こんにちは、 ともやんです。 カール・シューリヒト(1880-1967)が、1953年にウィーンフィルとの録音から、ブラームスの交響曲第2番が素晴らしいです。 ぜひ聴いて頂きたいし、これは20世紀の貴重な遺産だと思います。 ↓ 『カール・シ...
クレンペラー

クレンペラー 20世紀の作曲家 名演集

オットー・クレンペラー(1885-1973)が、20世紀の作曲家の曲を集めた好企画です。また「クレンペラーの遺産」BOXシリーズ最終ということで、BBCラジオで放送されたクレンペラーの生涯を本人のインタビューを織り交ぜながら構成した特別音源も収録されているのが嬉しいです。
クレンペラー

クレンペラー ブルックナー交響曲第6番 大河の如く

この演奏は、開始からそのぎこちなさに笑いそうになりますが、まさに滔々と流れる大河の如く、聴いている内のその情報量の多さに圧倒されます。そんなクレンペラーの芸風を評論家の福島章恭氏は、次のように記されています。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ブルックナー交響曲第8番が凄い!

クラシック音楽の楽しみは、同曲異演を楽しむことです。つまり同じ曲で違う演奏家でその解釈、響き、スタイルを楽しむことです。同じ曲なのに演奏家によってその感銘の深さや印象はかなり違います。まるで違い曲を聴いているような錯覚を感じることもあります。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー&デ・ヴィート ブラームス&メンデルスゾーン

ヴィリヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)な亡くなってから今年でもう66年です。それなのに毎月のように、新リマスターや復刻盤が出るということは、それだけ需要があるということです。その需要を細やかながらも支えている一人が私でもある訳です。
シューリヒト

カール・シューリヒト デッカ録音全集より ベートーヴェン第2番

カール・シューリヒトは、1880年にダンツィヒ(グダニスク)生まれ。1912年から32年間にわたってヴィスバーデンの音楽監督を務めながら、ウィーンフィル、ベルリンフィル、コンセウルトヘボウなど、ヨーロッパの主要オーケストラに客演。耳の肥えた聴衆から敬愛された名指揮者です。
クレンペラー

クレンペラー バッハ ブランデンブルク協奏曲 聴き比べ

オットー・クレンペラー(1885-1973)が、J・S・バッハの名曲、ブランデンブルク協奏曲の全曲を録音したCDが2種類あります。一つは、第二次世界大戦直後の1946年のもの、もう一つは、1960年のフィルハーモニア管弦楽団とのステレオ録音です。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番 最後のライブ

フルトヴェングラーが聴衆の前に最後に姿を現したのは、1954年9月20日のベルリン芸術週間におけるベルリンフィルとの定期演奏会です。前日の19日と20日の両日、自身の交響曲第2番とベートーヴェンの第1交響曲というプログラムでした。当然、本人もオーケストラも当然ながら聴衆も最後だとは考えてもいません。