フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第2番&第4番

初めて、フルトヴェングラーのLPを買ったのが、1971年5月のこと。当時中学2年生だった僕が、ベートーヴェンの“英雄”交響曲のLPを買おうと、レコード屋に行って、選んだのが、フルトヴェングラー指揮ウィーンフィルハーモニーしかも1944年の録音を音源とするものだったのです。
クレンペラー

クレンペラーの名盤 ハイドンの交響曲集

ハイドンは、1732年生まれ、1809年に77歳で生涯を終えています。モーツァルトの35年、ベートーヴェンの57年と比べても長く、モーツァルトの2倍以上、ベートーヴェンよりも20年以上長命でした。当時のオーストリア人の平均寿命はわかりませんが、かなりの長寿だったと思われます。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番&第3番”英雄”

僕が初めてフルトヴェングラーの名前を聞いた、または見たのは、中学時代に取っていたミュージックエコーという月刊誌上だったと思います。誌面で、ベートーヴェンの“運命”の有名なイントロについてフルトヴェングラーとトスカニーニの違いをイラストで説明していました。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ&ウィーンフィル ブルックナー”ロマンティック”

素晴らしいCDセットが発売されます。 クナッパーツブッシュが、英デッカに録音したブルックナーの交響曲4曲が収録されたセットです。 収録されているのが、第3、4、5、8番の4曲。 オーケストラは、第8番がミュンヘンフィルで残りの3曲はウィーンフィル。
シューリヒト

シューリヒト ベートーヴェン交響曲全集 老いを感じさせないライブ

シューリヒトのベートーヴェン交響曲全集というとパリ音楽院管弦楽団との全集がまず挙げられます。実はこの全集僕はまだちゃんと聴いたことがありません。そのうち、そのうちと言っている内に、もう一つの全集に手を付けてしまいました。1941年から57年3月までのライブ録音中心です。
シューリヒト

シューリヒト 名盤 ベートーヴェン交響曲第1&4番 戦前の貴重な録音

50年間に購入したLP、CDは何枚になるかわかりませんが、棚卸的な意味も含めて、自分の所有しているCDを聴きながらレビューをするためにこのブログを始めました。でも生きている内に全部聴き終わるかなんともいえません。さて、今日は、シューリヒトの戦前の録音からベートーヴェンの交響曲第1番と第4番ををご紹介します。
ワルター

ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第35番”ハフナー” NYフィルと

10代でマーラーに出会ったワルターは、すっかりマーラーに心酔し、その激しい指揮ぶりから、せかせかした歩き方、咳払い、爪を噛み仕草まで真似をするようになりました。 その一方、マーラーの強力な影響が自分の個性を殺しはしないかと案じ始めたりもしました。
ワルター

ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第28・29番 羽毛の響き

ブルーノ・ワルター(1876-1962)は、1876年9月15日に絹物商の事務をしていたユダヤ人の父と音楽的才能豊かなドイツ人の母を両親にしてベルリンに生まれました。その家庭は、平和と善意とに満ち、両親の怒鳴り声をワルターは、一度も聴いたことがなかったと言われます。
ワルター

ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第25番 モノラルの名演

ブルーノ・ワルター(1876-1962)が生まれた時代は、リスト、ワーグナー、ブルックナー、ブラームス、そして一番影響を受けたマーラーが、健在でバリバリ活躍していた時代です。だからロマン主義が爛熟していた時代で、ワルターも多くの影響を受けたものと思います。ワルターは、愛の芸術家と言われています。
トスカニーニ

トスカニーニ ヴェルディ『レクイエム』

トスカニーニは、89歳までの長命で、70歳台後半から86歳で引退するまで、NBC交響楽団という自分専用のオーケストラを指揮してモノラルながら多くの録音を残しました。トスカニーニが、フルトヴェングラーのように60代で亡くなっていたら、現在と違う評価をされていたかも。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ ベートーヴェン 交響曲第3番”英雄” 4種類

クナッパーツブッシュの真価を知るには、ワーグナーとブルックナーと言われています。ただ、僕個人としては、ブルックナーは、大好きですがワーグナーは、まだなかなか飛ぶこむことが出来ずにいます。今年の目標としては、ワーグナーに親しみたいと思っています。そんなことでクナッパーツブッシュでは、ベートーヴェンをよく聴きます。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第5番 これだけは聴きたい!

Auditeから正規盤として出た1947年5月25日は、音質的には高温がややきついですが、鑑賞用には充分で歪みがない録音です。なんと言っても演奏が素晴らしいのです。それもそのはず、ナチスに協力した疑いで、3年近くに渡って聴衆の前で演奏することを許されなかったフルトヴェングラー。
クレンペラー

クレンペラー ブルックナー交響曲第7番 ’58年ウィーン交響楽団の名演

クレンペラーのブルックナーは、後年のフィルハーモニア管との録音では、例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開しています。しかし、60年代の初めころまでは、どちらかという早めのテンポで素っ気なくすすめる演奏が多いように思います。
シューリヒト

ブラームス 交響曲第4番 シューリヒト&バイエルン放送響の名演で

秋にあるとブラームスが聴きたくなります。ブラームスの曲が持つセンチメンタルなメロディーや曲想からでしょうか?それは秋の人恋しさを刺激しるのでしょうか?それを特に感じさせるのは、室内楽や器楽曲です。しかし、管弦楽曲でも強く感じさせる曲がります。それは、交響曲第4番です。