2020-01

フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第5番 これだけは聴きたい!

Auditeから正規盤として出た1947年5月25日は、音質的には高温がややきついですが、鑑賞用には充分で歪みがない録音です。なんと言っても演奏が素晴らしいのです。それもそのはず、ナチスに協力した疑いで、3年近くに渡って聴衆の前で演奏することを許されなかったフルトヴェングラー。
クレンペラー

クレンペラー ブルックナー交響曲第7番 ’58年ウィーン交響楽団の名演

クレンペラーのブルックナーは、後年のフィルハーモニア管との録音では、例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開しています。しかし、60年代の初めころまでは、どちらかという早めのテンポで素っ気なくすすめる演奏が多いように思います。
シューリヒト

ブラームス 交響曲第4番 シューリヒト&バイエルン放送響の名演で

秋にあるとブラームスが聴きたくなります。ブラームスの曲が持つセンチメンタルなメロディーや曲想からでしょうか?それは秋の人恋しさを刺激しるのでしょうか?それを特に感じさせるのは、室内楽や器楽曲です。しかし、管弦楽曲でも強く感じさせる曲がります。それは、交響曲第4番です。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ&ウィーンフィル シューベルト “グレート”

クナッパーツブッシュのライブ録音で、1957年10月27日のウィーンフィルとのものをご案内します。シューベルト:交響曲第9番ハ長調「グレイト」ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、ウィーン・フィル歴史的録音で、しかも音質も悪くなく、よく残してくれたものだと感謝。演奏は超弩級の名演。
トスカニーニ

トスカニーニの名演 ベートーヴェン交響曲第8番は凄い!

トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも最も評価の高いものがこの1939年の連続演奏会ライヴです。思えば、インテンポの部分では厳格さ強烈さも ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演集です。 この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、NBC交響楽団を完璧に掌握。 自由自在なテンポ変化を見せるかと
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ブラームス交響曲第1番 戦時下ベルリンフィルと

20世紀最高の指揮者とされるヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)。亡くなってから65年も経つのにいまだに人気は衰えず、しかも以前の古い録音が新しく復刻されたり、リマスターされたりとレコード会社としては、貴重な稼ぎ手でもあります。
レジェントたち

シェルヘン ベートーヴェン”英雄” 58年盤もエキサイティング

今年は、ベートーヴェンの生誕250年の年です。ベートーヴェンは、1770年12月生まれですが、誕生日が12月15日?16日?17日?の3つの説があります。まあ、この辺は250年前ということで1日、2日の違いはあってもおかしくありません。面白いのは、ベートーヴェン自身は、1772年生まれだと信じ込んでいた節があります。
クレンペラー

クレンペラー ベルリオーズ幻想交響曲 異端の名演

こんにちは。 ともやんです。 困りました、ベートーヴェンイヤーですが、ベルリオーズの幻想交響曲にハマりそうです。 先日聴いた小林研一郎&アーネムフィルのCDがあまりにも素晴らしかったので、他も聴きたくなってしまいました。 そして今回聴いたの...